PI Developers Clubの登録が終わると、各製品のダウンロードとインストールが可能となります。
ここでは、その簡略な手順を紹介したいと思います。
詳しくは各製品のインストールマニュアル、ユーザーマニュアルをご参照ください。
製品はOSIsoft Technical Supportサイトよりダウンロード可能です。
https://techsupport.osisoft.com/Downloads/All-Downloads/
1 Microsoft SQL Serverのインストール
Express版でも構いません。AF Serverのインストール前提条件となります。
(Express版はSQL Server Express with Toolsという名前のものがOSIsoftダウンロードセンターにもあり、ダウンロード可能です)
AFでSQLを使用するため、SQL Server構成マネジャーにて、「名前付きパイプ」と「TCP/PI」を有効に変更しておきます。

2 .Net 3.5.1のインストール
OSがサーバー系であれば、Windowsの機能の追加より、.NET Framework 3.5.1の機能を事前に追加しておく必要があります。
*OSがWindows Server 2012以降の場合、インターネットにつながっていればWindowsの機能の追加より、ダウンロードしてインストールが可能ですが、
インターネットがない場合、OSのインストールディスクを用意する必要があります。
3 MS OFFICEのインストール
PI DataLink, PI Builderを使用する場合は事前にExcelを含むMS OFFICEをインストールしておきます。
4 AF 関連製品のインストール
AF Server
AF Client
PI Analysis Service
PI Notifications
日本語版が必要な場合、Localized Kit (MUI)をそれぞれインストールしてください。
PI AF Servicesインストールキットを使用すると、AF Server, AF Client, PI Analysis Service, PI Notifications をまとめてインストールすることができます。
*PI AFが使用するポートは以下KBをご参照ください。
KB00751 - Which firewall ports should be opened for PI AF Server?
ユーザーマニュアルは以下からダウンロード可能です。
https://techsupport.osisoft.com/Downloads/All-Downloads/PI-Server/PI-AF/Documentation
PI Asset Framework (PI AF) Installation and Upgrade Guide (Japanese) がございます。
5 PI Data Archiveのインストール
インストール前にMachine Signature Generator (MSF)を使用し、MSFファイルを生成します。
(ダウンロードセンターより PI Enterprise Server - Machine Signature File Generator (Windows) という名前でダウンロード可能です)
外付けHDDなどを外し、運用する状態でMSFファイルを取得します。
Machine Signature File Generatorをダウンロード後、zipを展開し、MSFWinGen.exeを PI Data Archiveとなるマシンで実行します。
そうすることでMachine Signature File (MSF)ファイルが作成されます。
弊社テクニカルサポートサイトのMy DownloadsタブのMy License ActivationsよりMSFファイルをアップロードし、ライセンス発行をします。
生成したpilicense.datをインストール時に指定します。
詳しくはPI Data Archiveライセンスファイル生成方法_v1.0.pdf をご参照ください。
pilicense.datはPI Data Archiveを特定のマシンでのみ動作させるために使用します。
またタグ数の制限などもこのファイルによって管理されます。
PIのインターフェースはPI DevClubライセンスでは動作しない点、ご注意くださいませ。
OSがWindows Server 2012 R2の場合、VSS Backupのパッチが導入されていることを確認します。
VSS backup of PI Server 2012 fails on Windows Server 2012 R2(リンク先は英語となります)
https://techsupport.osisoft.com/Troubleshooting/Alerts/AL00261
Microsoft KB2963918, KB2975719, KB3000850のどれかが当たっている必要があります。
PI Data Archiveをインストールします。
*PI Data Archiveが使用するポートは以下をご参照ください。
2820OSI8 - ファイアウォールのどのポートを開けると、PI Serverは正常に動作します
詳しくはPI Data Archive Installation and Upgrade Guide を参照してください。
6 その他開発に必要な製品のインストール
PI Vision (前PI Coresight), PI Web API, PI ACE, PI WebParts, PI OLEDB, PI ODBC, PI JDBC, PI Data Access Server , PI Manual Loggerなど、開発に必要な製品をインストールします。
PI VisionはサーバーOSがサポートOSとなります。
https://techsupport.osisoft.com/Products/Visualization/PI-Vision/System-Requirements
7 クライアント製品のインストール
PI ProcessBook, PI DataLink など必要な製品をインストールします。 (OSIsoft Prerequisites Kitのインストールが必要な点に注意してください)
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