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2017

関西電力さま、サンフランシスコで3月20日から4日間にわたり開催されたグローバルユーザカンファレンスに参加頂きました。

Day 2 の発電事業者専門セッションでは、日本の電力会社として初となるユーザ講演をして頂きました!

 

講演の様子はこちらから

http://www.osisoft.jp/Presentations/Optimization-of-Operation-and-Maintenance-in-Thermal-Power-Plants-using-the-PI-System/

 

、、、大好評 !!!

 

講演中のQ&Aでも活発な質問が相次ぎ、講演後も会場そでには講演者お二方へのご挨拶とさらなる質問攻めで行列となりました。

次の講演開始までの休憩時間15分が経過してもまだ途切れず、致し方なくモデレータから「続きは会場の外で」と促されるほどでした (^^;

関西電力さまの取り組みと成果、そして大きな変革が始まった日本の電力業界への世界的な注目の高さを目の当たりにした思いです。

 

その夜、関西電力さま含む Day 2 の発電事業者専門セッションの講演者の皆さまへの感謝の意を込めて、サンフランシスコ市内で

Power Generation Dinner になだれ込みました。日本からご参加頂いた大手電力会社さまや関連事業者さまもお招きし、グローバルの

電力関連事業者が一堂に会し、海外の場ならではの交流がなされたとても印象深い一夜となりました!

 

 

また、カンファレンスを通じて開催されていた OSIsoft Partner EXPO では、例年に負けず劣らず、数十社の OSIsoft パートナーが実績

豊富なソリューションやアプリケーションをブース出展。今年は、やはりなんといっても AI (人工知能)やMachine Learning (機械学習)を

活用したものが目立っていました。皆さま非常に熱心にヒアリングされ、グローバルのトレンドやアプリケーションの品質・完成度等、日本に

多くの情報をお持ち帰り頂いた様子でした。

 

電力業界の他にも、石油・ガス・化学・製薬・鉄鋼・紙パルプといった業界を中心に、最近では運輸業界(鉄道等)、食品業界、ファシリティ(DC等)

など、PI System の活用事例はさらに広がりを見せています。このような多様なユーザ事例や弊社パートナー製品との連携を通じて、皆さまの

抱える設備管理の高度化、さらなる運転効率(資産効率)の向上、何よりも人や組織の持つ知識・経験の形式知化と活用、業務効率化や業務改革

といった検討課題の達成に向けて、PI System というデータインフラが持つポテンシャルをさらに引き出して頂くきっかけとなれば嬉しい限りです!

 

 

OSIsoftグローバルユーザカンファレンス2017、電力関連のその他の講演はこちら

http://www.osisoft.com/about-osisoft/presentations/?year=2017&industry=powerutilities

近日、WannaCryというランサムウェア(マルウェアの一種)がMicrosoft製品の脆弱性を悪用し、国内を含め世界各国で被害が確認されていることをご存知の方も多いかと思います。

このランサムウェアは、Microsoft Server Message Block 1.0 (SMBv1) プロトコルを悪用したもので、感染するとコンピュータのファイルが暗号化され、コンピュータが使用できない被害が発生する可能性があります。

 

PI Systemをご利用のお客様からも、このランサムウェアに関するお問い合わせを数多くいただいており、OSIsoftではFAQを発行しました。(AL00318 - WannaCry Ransomware Attack FAQ

記事の翻訳版は早急に公開できるよう手配していますが、それに先立ち、最も多くいただくご質問についてこの記事で紹介します。

 

  • Q. SMBを使用するPI Systemのサーバーがあります。このランサムウェアの感染を予防するにはどうしたらよいですか?
  • A. Microsoftが提供する修正プログラム (MS17-010) を適用してください。

 

  • Q. Microsoftの修正プログラム (MS17-010) はPI Systemに適用しても問題ありませんか?
  • A. はい、Windows Server 2012 R2 と Windows Server 2016 に対しテストを実施し、問題ないことを確認しています。

 

※OSIsoftでは、Microsoftより提供されるパッチに対し、最新の2つのOSについて定期的に互換性のテストを実施しています。この互換性テストについての詳細は、OSIsoft Tech Support - MS Security Patch Compatibility (英語) のページをご参照ください。

 

  • Q. PI SystemはSMBv1を使用していますか?
  • A. PI Systemのコア機能はSMBを使用しません。以下の設定がされている場合にのみ、port 445 (SMB)を使用します。つまり、以下の用途に使用していない場合、port 445へのアクセスをブロックしてもPI Systemの動作には影響ありません。
    1. PI Vision (PI Coresight): PI VisionにてPI ProcessBookの画面をインポートするよう設定している場合
    2. PI Interface for Universal File and Stream Loading (PI UFL) and PI Connector for UFL: 共有フォルダからデータソースのファイルを読み込んでいる場合
    3. PI Interface for Performance Monitor: リモートコンピューターよりWindowsパフォーマンスカウンターを収集している場合
    4. PI UniInt Interfaces: フェイルオーバーの設定がされ、同期ファイルを使用している場合
    5. PI Collective Manager: PI Data Archiveコレクティブのセカンダリサーバーを初期化する場合 (※)
    6. PI SMT and PSE: PI Serverに対し、リモートからドメイン以外のWindowsユーザーに対してPI IdentityおよびMappingを設定する場合 (※)

   ※5-6はシステム管理のタスクのため、ポートは必要な際にのみオープンし、不要な際はブロックしておいて問題ありません。

多くのユーザー様より、PI ProcessBookのようなSQCシンボルをPI Visionで表示したいというリクエストがございます。

現在、カスタマーフィードバックサイトにあるリクエストには88 votesがされています。

もし、PI Visionの標準シンボルでSQCがほしい方はこちらからvoteしてください。

https://feedback.osisoft.com/forums/320517-pi-coresight/suggestions/10745121-sqc-statistical-quality-control-symbol

 

標準機能で実装されるまでの間のため、PI VisionにてPI ProcessBookのSQCシンボルをまねた画面を作成してみました。

PI ProcessBookのSQCシンボルでは以下のようにヒストグラムデータとトレンドが表示されます。

このPI ProcessBookのシンボルをPI Vision (PI Coresight 2016 R2)で再現してみました。

ヒストグラムを表示するため、こちらのsample.を使用しました。

ヒストグラムを以下のように表示できます。

制限(HiHi, LoLo, など) は分析機能で演算して算出し、子属性となるようにしました。

PI Visionでは以下のような画面を作成できました。

トレンドではソースタグが青色の線で表示されています。制限値は点線にて表現されています。

赤のドットはHiHi, LoLoをオーバーしたところを表しており、こちらもAnalysisで作成されています。

もし、ヒストグラムが表示されない場合、ブラウザでデバッグコンソールを表示し、以下エラーがないか確認します。

“Too many points in dataset. Number of points is 401 and current limit is 400.“

この場合、イベント数が多すぎるという意味なので、時間間隔を短くして表示するか、カスタムシンボルのソースコードを編集します。

PI Visionでは"ext"フォルダのsym-amcharts-histogram.jsを開き"Intervals"プロパティを追加します。

Intervalsはシンボルが受け取るイベント数を表します。この数字を大きくすることはパフォーマンスに影響がある点はご注意ください。

私はSQCの統計式のスペシャリストではないため分析の式について適切なものとなっていない可能性があります。

もし、コメントや修正点などがあれば是非このポストにご返信いただければ幸いです。

 

本ブログポストはDaniel ChoJerome Lefebvreとともに作成しました。

イベントフレームはAFの分析機能かEvent Frame Generatorで生成できます。

Event Frame GeneratorはPI Batch InterfaceのようにActive Pointを設定し、Event Frameの名前もタグの値を使用して子イベントフレームも生成できます。

ただし、Event Frame GeneratorではAFの属性ベースではなく、タグベースでの設定になります。

過去のバージョンのAFの分析では子イベントフレームが作成できませんでしたが、AF 2016 R2からは子イベントフレームが生成できるようになっているので、その機能のご紹介です。

 

PI System Explorer 2016 R2 User Guide (Japanese)

https://techsupport.osisoft.com/Downloads/File/5d01b218-9400-4563-bec8-6bb2bac9b2c4

ユーザーマニュアルのP260に“複数の開始トリガーでの子イベントフレームの生成”について記載がございます。

 

早速、イベントフレームの作成のための準備を開始します。

まず、イベントのトリガータグは0~5の値を取り、それぞれが工程を表すとします。

今回はAF側で列挙セットを作成しました。

列挙セットにより、0から5の値をそれぞれの工程名を表すことができるようになります。

エレメントの属性側では列挙セットを指定することで、タグの値に従った工程名が確認できます。

イベントフレームテンプレートでは工程名が表示できるようにしました。

エレメントの分析タブにて

“新しい開始トリガーを追加”をクリックして、それぞれの工程を開始トリガーを複数個追加します。重大度はここではNoneとしました。

この設定により子イベントフレームが作成されます。

 

イベントフレームの生成の準備ができましたので、後は工程タグの値が変更されれば、イベントフレームが生成されます。

生成後は以下のように子イベントフレームとして複数イベントが生成されています。

通常、子イベントフレームは工程名などを入れたいと思いますが、イベントフレームテンプレートの名前付けパターンでは%Element%などは使用できますが、

属性の値は現在のバージョンでは入れられないため、動的には設定できません。AF 2017 R2にて対応予定です。

 

さて、子イベントフレーム付きのイベントフレームが作成できたので、PI Vision (PI Coresight)で表示してみましょう。

PI Visionでは、新規画面を作成し、イベントをクリックします。

検索条件の編集からイベントフレームの検索条件を入力します。

(画面に該当するエレメントの属性を張り付けてもイベントを見つけることができます。)

データベース、時間範囲、アセット名など変更し、該当イベントフレームを検索します。

右クリックして、種類が類似するイベントを比較とすると、イベントフレーム同士を重ね合わせて比較ができます。

比較したい属性をドラッグアンドドロップすると、トレンドで比較できます。

(イベントフレーム属性だけでなく、参照エレメントの属性もトレンド表示できます。ここではイベントフレーム属性の"工程"と、エレメントの属性の"温度"を表示しました。)

ここでは第2工程を比較したいとすると、第2工程にて右クリックして、配置を押します。

第2工程のスタート時刻が揃って表示されます。

また、配置と拡大表示とすると、その工程だけが拡大して表示されます。

そのほか、PI Vision 2017では固有のイベントフレームをピン止めする機能も提供されています。ゴールデンバッチのイベントをピン止めすることもできます。

この機能により、バッチ工程などを子イベントフレームの作成ができます。

テンプレートを使用することで、複数のエレメントに対して一律でイベントフレームが生成できるのも良い点です。

疑問点があればぜひコメントしてください。